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ジェントルかっぱのブログ

読書、映画、美術鑑賞

【映画】『オーシャンズ11 』 スティーブン・ソダーバーグ Ocean's Eleven

ソダーバーグというと『トラフィック』『エリン・ブロコビッチ』『チェ』など社会派映画のイメージが強いのだが、これは純然たるエンタテインメント作品である。
スティング』『ミッション・インポッシブル』『ルパン三世』『キャッツ・アイ』を混ぜこぜにしてソダーバーグ的味付けにした感じだ。ソダーバーグは少し固めで鋼の様な持ち味があり、この映画にもそれがよく現れている。ベースをメインにしたスタイリッシュな音楽作りもいかにもソダーバーグ的で、ラストに美しい噴水映像と共にドビュッシーが流れるところは、こういう映画でこれを持ってきたか、と意表をつかれた。
最後までさっぱりとした味わいで、このさっぱり感は、ギャング映画的な要素がありながらも人が死なない、残酷シーンがない、ということが大きい。ソダーバーグは人が死ぬよりも人が生きることに焦点を当てる人なのだろう。
途中ブラピが着ていた服がルパン三世のような衣装で、意識しているのかもしれないと思わせた。